情報と数学、特に統計分野に関する教材を公開しています。自ら学習する姿勢を身につけさせたいと、個別で学習を進めることを念頭に教材を作成しています。なお、情報は私立高校、統計学は私立中学校における授業で活用することを前提に作成したものです。
現任校が鳥取のため、鳥取に関する内容が多く含まれております。もし使用される場合は適宜改変してください。また、もし授業で使用される場合や、改善点等ございましたらこちらからご連絡ください。喜びます。
共通教科「情報」について
2022年より、普通科の高等学校において情報Ⅰの学習が必修化されました。情報の授業は簡単にいうと「情報機器を効果的に使い、情報とは何かを多方面から学習することで、課題解決の材料を集める科目」です。
情報の授業と聞くと「コンピュータの授業でしょ」「プログラミングをするんでしょ」とよく言われます。しかし、コンピュータやプログラミングは手段でしかありませんし、情報の授業の1つの側面しか表していません。ポスターやマークのデザイン、発表の仕方などを学習する単元があったり、著作権やその他の法律について学習する単元があったり… いわゆるコンピュータの授業ではなく、まさに「情報とは何かを多方面から学習する」科目なのです。
情報科は興味関心、またそれに裏打ちされた知識技能の個人差が非常に大きな科目です。そのため、知識・概念の定着に関しては一斉授業よりも、それぞれの学習段階に合わせて各自で行った方が、教科の特性に合っていると考えています。
そのため、このサイトでは情報の学習内容のうち、知識・概念を獲得するパートを、生徒が1人で学習できるような動画教材の形で提供します。
統計学
統計学について
統計は課題を解決したり、意思決定をするための「材料集め」として非常に大切なものです。ようやく数年前から中高の教科書に統計分野の記述が増えてきたものの、他にも教えるべきことが多く、主に授業時間数の関係から、中高では実践的に統計分野を扱いにくいという課題があります。
しかし、数学のどのような単元よりも統計分野は実践的な取り組みが大切です。このサイトでは、実践的に統計分野を扱った教材(動画・スプレッドシート等)を提供します。教材・授業自体は小中学生を対象にしているため、難しい数学は基本的に扱わず、感覚的な理解に努めました。
教材はこちら
統計学について詳しくはこちら
プロフィール
氏名: 飯田 健太郎(イイダ ケンタロウ) 情報科/数学科教員5年目
- 鳥取県 青翔開智中学校高等学校 教諭
(令和3年4月〜 現在に至る) - 鳥取県 青翔開智中学校高等学校 常勤講師
(令和元年4月〜 令和3年3月) - 大学を卒業(令和元年3月 学位:工学)